奏法: 2006年8月アーカイブ

口の形

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一通り音が出せるようになって、曲を吹くことが楽しくなってくると、次に悩むのが「口の形」ではないでしょうか?いわゆる「アンブシュア」の事ですが、最近あちこちのネットを見てると、「アンブシュアから練習する」「アンブシュアからやり直さないとダメ」等の言葉を良く見ます。アンブシュアから練習する?なんか日本語が変なような気がするのは私だけ?おそらく、学校でそのように教えられてきたので、そのまま使っている言葉だとは思うのですが、少々勘違いをしていると私は思います。かくいう私も以前はそのような考え方からアプローチしていたため、出てくる音は常に硬く、金属的で冷たい、あるいは無機質な音と表現してもいいでしょうか。とにかく、「音楽」とは程遠い「音」を発していました。例えば、メジャーリーグのイチロー選手、松井選手、彼らは説明の必要もないすばらしいアスリートですが彼らのフォームをそのままコピーして同じ選手になれるでしょうか?ゴルフの宮里選手のスイングを真似して同じショットが打てるでしょうか?答えはどちらもダメでしょう。形だけ考えても、物事の本質を正しく捉えてなければ正解は得られないと私は思います。楽器演奏の本質とは?ズバリ、美しい音楽でしょう。トランペットならば、美しい音色でしょう。まず、考え方を変えないと何年たっても同じところをぐるぐる回る事になってしまいます。私がそうでしたから・・・具体的には、

・目標とする音色、フレーズを見つける
・自分の音色と比較して、自分はどうしなければならないか考える。
・さらに目標とする音色をしつこく聴く

この繰り返しではないでしょうか?
不思議と、人間の体は目指す方向に微調整してくれるもんです。あたまでっかちになる前に、とにかく良く聴いて、良く練習する事が上達する秘訣でしょう。

小さいマウスピースを当てて演奏する楽器だから、すごく影響がありそうな部分なんですが、人によって随分意見が違うようです。「全然関係ない」「唇の厚さ、前歯の長さでマウスピースの大きさは決まる」正反対の意見が普通に議論されています。原因は大きさに関係なくすばらしいプレイヤーが存在する事でしょう。ならば関係ないのか?しかし、「関係ある」というすばらしいプレイヤーも存在するので、「関係ない」と言っている人たちは影響のない大きさ・長さなのではないでしょうか?一つ言えることは、「関係ある」という仮説から奏法改善にアプローチするというのもアリでは?ということです。最も重要と思われる「必要最小限の力」に大いに関係してくるので・・・

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