結構ハードな演奏会が終わりました。結果としては、今までよりはまともな結果となったかな。
どうも、前日とか午前中に吹きすぎる傾向が強く、肝心の本番でエネルギー切れになることが多かったので、今回はなるべく吹かないようにしてみました。
本番でのエネルギー切れは回避できましたが、若干アップ不足の傾向となってしまい、なかなか難しいものだと改めて感じる結果となりました。まあ、でも、本番で音が出ない結果よりははるかにましだったかなと前向きにとらえるようにします。
トランペットの練習日記です。
結構ハードな演奏会が終わりました。結果としては、今までよりはまともな結果となったかな。
どうも、前日とか午前中に吹きすぎる傾向が強く、肝心の本番でエネルギー切れになることが多かったので、今回はなるべく吹かないようにしてみました。
本番でのエネルギー切れは回避できましたが、若干アップ不足の傾向となってしまい、なかなか難しいものだと改めて感じる結果となりました。まあ、でも、本番で音が出ない結果よりははるかにましだったかなと前向きにとらえるようにします。
トランペット吹きにとってスタミナは永遠の課題だと思うのですが、最近の練習で少し考え方が変わってきました。
以前は1日吹ききるだけのスタミナが必要と考え、「鍛える」事を念頭に練習してきましたが、近頃は演奏可能エネルギーはあんまり増えたり減ったりしないという考えになってきました。
ならば、なるべく無駄遣いしないような奏法を目指そうと練習・研究しています。そのためのアプローチとして「ウォームアップ時間の短縮」に取り組んでいます。
ウォームアップは必要という考え方は変わりませんが、なるべく短くするよう工夫したり、奏法を研究することは、無駄なエネルギーを使わない、無駄の少ない奏法の追求になると思うんです。
私の師も朝一でいきなりすばらしい音を出すので、きっとこの考え方は間違っていないと思うのです。
吹く時に息の方向を強く意識しないといけない。センタリングを意識して方向をまっすぐする。
息が散ると、音も散らばって開いた汚い音になる。
少しでも無駄に力むとすぐに鳴らなくなる。
落ち着いて息を送るようにしないとダメ
また、いつもの様に口角が緩む癖が出た。
音が汚いし、響かない。気をつけよう
音の出だしが失敗するのは、躊躇してしまうのと、息圧が足りないからだ。
思い通りに音が出ない、いい音が出ないなどなど・・・常に悩みの尽きないラッパ奏者の最大の悩みは「唇」ではないでしょうか。
でも、先日のレッスンで「唇はただの肉の塊だから意識しすぎないように」「声を出すとき声帯のことを考えて声を出してる?」というアドバイスで色々気づきました。
ケアをするのは当然のこととしても、必要以上にあれこれ考えるのは無意味なのかもしれません。だって、一番重要なのは息の使い方なのだから。
音の出だしが安定しない。詰まったり、破裂音的なアタックになる。
師匠にもらったアドバイスなどを参考に色々試したところ、一つの解決法が生まれたかも。
多分原因は舌先が暴れることらしい。舌先は下歯の裏に固定するのがいいのだけど、どうやら無意識で浮かせているらしい。
その辺を気を付けて、ブレスの一連の流れで吸った後に舌先をセットする動きを試した所、無理なく発音出来るようになった。
タンギングに悩んだら、舌先の動きを気にして見るのもいいのかも。
やはり、正しいフォームを保って吹き始めると、アップは短くて済むし、変な力みもなく吹く事が出来る。
まずは、フォームの固定に気を配ろう
「音楽はハートだ」と良く聞きます。確かに、感情がない音楽は音楽とは言えないでしょう。コンピューターが奏でる音楽はどこかさびしい感じがします。打ち込みのリズムパートはリズムは正確でも、楽しそうではありません。
しかし、ならば、「ハート」さえあればいいのでしょうか?「技術」はなくても音楽は成立するのでしょうか?私はそうは思いません。「確かな技術」があってこその「ハート」だと思うのです。そういう意味では、「楽しければ、少々下手でもいい」という言葉は半分ウソではないかと思うのです。
やはり上手に演奏出来ないと、悔しい思いをするし、上手くなりたいという欲求が出てくるものです。「楽しい演奏」の為にも、「技術」を身につけたいものです。