高音域になると、ピッチが上ずってしまうのは、楽器に問題があるのだろうか?そう思っていた時期もありました。
しかし、師匠に相談したところ、「じゃあ、こういう練習しましょう」と言って、第二線のソからレまで上がって下がる練習を指示されました。
ただし、音階の上下する間、師がソの音をロングトーンする、その音に響きを合わせることという指示がつきました。
やって見ると、なるほど、音が上がるに連れ、ピッチも上がって行きます。そこで、「ソを聞きながら、響きがなくならないように、ピッチが上がらないように気を付けてもう一度。」
と、繰り返すとだんだんあってきました。
さらに、同じパターンで1音ずつ上がって行って五線上のソまで練習すると、原因が息の使い方であることが判明しました。やはり、何事も息の使い方なのです。
最近、ようやくハイB♭まで上がれるようになってきました。これが無意識で出来る様にしたいです。
乾燥でも唇の状態に注意
冬はどこに言っても空気が乾燥しているので、自然に乾燥対策するんですが、夏は湿気が多いから、乾燥対策とか唇の対するケアが疎かになりがちです。
でも、やはり、年中唇のケアは大事なんです。
最近痛感しています。ただ、ケアに使うもの何が一番いいんでしょうね?
それが悩みどころです。
最近のウォームアップパターン
デイリートレーニングとかウォームアップパターンっていうのは、体調や上達具合で変わっていくものだと思いますが、最近はウォームアップが短くて済むよう心がけています。
それでも、いきなりハードな曲を演奏する事はいろいろな面で悪影響があるので、短いながらアップには気を使います。
最初は、ブレスのウォームアップです。多分、これが一番大事でしょう。
大きく吸って、ため息のように吐く。ここ大事。「溜息のように」抵抗がなく、力が入っていない状態。力むと、その後の楽器吹くときも力が入ってしまう。
楽器を持って、ノータンギングで中音域から上下に2拍ずつロングトーン。ノータンギングだけど、頭には「Pu」が入るように。つまり、音のはじめには唇が閉じているように確認。最初に開いてしまうと、以降、ずっと開きっぱなしになってしまう。
これは、シュロスバーグのエチュードの最初とほぼ同じ内容です。
これを5~6分くらいかな。
アーバンかコプラッシュから適当につまんで音域の拡大。ちゃんと響きが出ているか、唇は開いていないか確認しながら。
こんな感じです。あんまり時間かけられないので、この辺で一応曲が吹けるようにしています。
ショスタコーヴィッチ 交響曲第5番
先日、仙台フィルハーモニーの定期演奏会に行ってきました。
プログラムは、モーツァルトのピアノコンチェルトとショスタコーヴィッチの交響曲第5番でした。
もちろん、お目当ては「革命」です。
演奏の方は・・・
想像以上でした。凄まじい演奏でした。正直、あんなに鳴らすとは思っていなかったので、強奏部分は終始ビックリでした。トランペット・金管楽器ってあんなに鳴らせるんだね。
いかに、普段鳴らしてないか思い知りました。でも、活動の場(吹奏楽団)ではいつも「五月蝿い、五月蝿い」って言われてるんですけどね・・・
力まずに鳴らせるよう、今日もブレスの練習だな
音色の変化
レッスンの成果が徐々に出てくるようになり、息のスピードを保つ事が出来てるように感じる今日此の頃です。
マウスピースについては、ティルツ5Cを中心とした5系の物でほぼ満足していたのですが、偶然、マウントバーノンバックをコピーしたという1-1/2Cを吹く機会がありました。
1-1/2Cという割と大きめなマウスピースだったのですが、結構吹きやすく、少々驚きました。
仕様を確認したら、アンダーパーツはスロート#26バックボア#24となっていました。
そこでふと思ったのですが、「アンダーパーツの影響ってかなり大きいのでは?」
そういえば、今サブで使ってるマウスピースも、世界的マウスピース職人の亀山さんにスロート・バックボアの改造してもらった物だし、プロの奏者でアンダーパーツをカスタムしてつかってるって記事読んだことあるし、大いにありえるな。と思ったのです。
それから、いろいろなマウスピースを試していますが、いろいろ分かってきました。
現時点で分かった事は、
1.音色の変化は大きい。
2.息の通りがよくなる。
3.すぐばてる。
4.しっかり息を使わないと鳴ってくれない。
でした。やはり、基本がしっかり出来てないとダメだということが分かりましたが、それが出来る場合、得られる物は非常に大きいと思います。