ブレスの練習

演奏会が近い時とか、いろいろな事情で練習時間があまりとれない時とか、呼吸の事は二の次になりがちです。とある演奏会が終わった後、どうも自分の音が変だなーと、よくよく考えてみると呼吸が浅かったのです。一番大事な事なのに忘れがちって非常にまずいんですがやってしまします。

場所や時間を問わず練習出来て、楽器以外にも効果がある練習なので、ぜひ取り入れましょう。鳴れないうちはけが防止のためにも椅子に座った状態の方がいいでしょう。

姿勢を正す。座っていても、立っていても体が真っすぐになるように。これが意外と出来ていない。ちなみに、僕は少し後ろに反っているって師匠にダメ出しされました。

6拍で吸って6拍で吐く。これを1拍ずつ減らしていく。吐くときはなるべく抵抗をへらしてため息のような息に。吸う時も力が入らないように。決して体がブルブル震えないように。

一杯吸えるようになったら吐く方向を意識する。真っすぐ、上向き、下向き。

 

これを時間かけてやるだけで効果あるでしょう。アマチュアは軽視しがちですが、どんなプロでも最初はこの練習に1時間以上掛けます。

日本音楽コンクール

テレビでコンクールの模様を見てましたが、さすが本戦に残った方々の演奏は素晴らしいものでした。

その中でも1位の守岡さんは大変素晴らしい演奏でしたが、すでにプロで活躍されてる方だし、反則では?とも思いました。

なるべく、状態を維持するためには

しばらくぶりの更新となってしまいましたが、長年在籍していたバンドを退団しました。

いろいろ事情はありますが、楽器を辞めるわけではないので、当分は練習場所と練習時間の確保が課題になりそうです。

レッスンを受けていたころ、師匠に「吹けない時はどうすればいいですか?」などという愚問を問いかけたことがありますが、その時師匠は「怖くて休むことなんてできない」と仰っていました。オケ奏者として第一線で活躍するためにはそういう心構えが必要なんだと改めて感じたことを思いだして、場所や時間など自分で作り出すしかない。と、思ってます。

とは言え、それでもどうしようもない時もあるわけで、そんなとき最低限どうすれば?を考えてみました。

1.ブレスの練習
当たり前ですが、一番大事なのはブレスです。もっと細かく言えば、理想のブレスのための体の使い方でしょうか。意識してきちんと体が動いているか何度も何度も確認してラッパを吹くときは無意識で出来るように、常に練習することは出来るでしょう。たっぷり吸って、力まず吐く。方向やスピード、吐くときの無駄な力などチェックするポイントはたくさんあります。いろんな先生に教わりましたが、ここはどの先生も共通して言ってます。

2.唇のケア
体質にもよると思いますが、今からの季節は特にケアが大事になってきます。真冬の演奏会がグダグダになってしまうのはこれが原因でした(私の場合)これも師匠に聞いたら「特に何もしてないよ、寝る前にリップ塗るくらいかな?」と。でも、ちゃんとしてるじゃん。と内心思いましたが、それは言えませんでした。

楽器が吹けなくても出来ることはたくさんあると思うので、自分自身でいろいろ試してみたいと思います。

本番でのパフォーマンスを上げるには

明日は本番があります。バンドでの演奏が10分程と、金管10重奏で「猫組曲」です。

いつも、本番ではその時の最高のパフォーマンスが発揮できるよう準備して望むのですが、なかなか理想の形にはなりません。

これは、どんな演奏会でも同じで、例え町内会のお祭りだろうと、吹奏楽コンクールだろうと一緒です。

ようやく、ここ数年では変な緊張感で本番に臨むことはなくなりました。案外落ち着いて、冷静に自分の状態を観察できていると思います。

第一の理由としては、「レッスン」だと思います。いつもレッスンの時は緊張するし、先生の前ではダメダメだし、少ない自身を無くしそうになりますが、プロに教えられた奏法だと思えば、逆に自信になってきました。

いままでは、自己流だったので、どこかで「このやり方で合っているんだろうか?間違ってはいないだろうか?」という不安感が有りました。今は「練習法・奏法には問題ない。後は自分自身のパフォーマンス次第」という気持ちで居られるので、不安感はあまりありません。

第二に、難しいフレーズ、難しい指の箇所は「理想100回練習」を実践しています。とにかく、体に染み付くよう、無意識で体が動くよう、不安な箇所は何回も繰り返し練習します。この練習のポイントは、「成功回数100回」であって、なんでもかんでも100回では意味がありません。

無意識で体が動く事は勿論、「あんなに練習したんだからきっと大丈夫」という精神面でのメリットもあります。

やはり、地道な練習が一番大事です。

唇のケアについて

最近、寝る前のワセリンと日中のリップクリームのケアのお陰か、荒れることはなくなりました。

ちなみに、我が師匠はあまりそういうことはしないと言い、それよりも口内炎のケアを気にしていると仰っておりました。まあ、体調・体質によるっていうのが実際のところだ思うし、師匠も言ってましたが、合うならやった方がいいし、合わないなら止めたほうがいい。そういうことでした。

ただ、一ついえることは、決してこれでラッパが上手になったりハイトーンが出るようにはなりません。

乾燥して吹きにくくなるのを防ぐだけです。

間接的には、吹きやすくなることで安心感から上手になるかもしれませんが・・・

Bach トランペット スペシャルマウスピース

15295823265_f931d4b790_b

15109224938_e30f13c1f3_b

今回のマウスピースはバック スペシャルマウスピースです。

通常販売されているモデルと違い、カップ・スロート・バックボアのサイズをそれぞれ選べるモデルです。

今まで使ってきたBachアルチザン、ブレゼルマイヤー、ボブリーブスクラシックラインなどを参考に、

・カップのサイズは3C

・バックボアは#24(シンフォニー)

・スロートは大きめ

と言う条件でオーダーしました。

闇雲に選んだり、有名プレイヤーの真似したりでは、なかなか自分に合うものを探すのは困難ですが、少しずつ絞り込んでいけば、いつか自分の理想とするマウスピースに出会えるのでは?と思っています。

今回のモデルが良ければ、次はフルオーダーマウスピースかな?

音程を掴む

ソロの場合は大きな問題になりにくいのですが、2人以上の合奏の場合、周りとの音程はきちんと取れていないと汚い音楽になってしまいます。

 

ユニゾンであろうと、ハーモニーでも、音程が変だとなんかおかしな音楽に聞こえます。どんなに指が回ろうと、どんなに高音が出ていても、

「なんか変だなー」となってしまうでしょう。

 

絶対音感をお持ちの方ならば問題ないのでしょうが、そうでない私は最初の音がなんだか分からないのです。

 

記憶力がないのか、音痴なのか、結構重要な問題なので、「ソルフェージュ」の訓練を取り入れたいと思います。

練習場所と時間の確保

社会人ラッパ吹きの最大の悩みは「練習場所」と「練習時間の確保」ではないでしょうか?かく言う私も常に悩んでおりまして、最近は自家用車の中が練習場所となっております。

ただ、案外車って音が漏れるので、練習用ミュート必須です。だーれも居ない所ならばオープンでも良いかもしれませんが・・・

本当は毎日最低でも1時間くらいは練習したいのですが、仕事が毎日夜遅くまであるのと、疲れた日は練習する気が起きないので、毎日は出来ていません。

 

以前、師匠に「練習できない日がある場合どうすれば良いのでしょうか?」と質問したところ、「基本的に毎日練習してるから、どうすればいいか分からないなー」と言われてしまい、困った事を思い出しました。

唇の開きを防止する

吹奏楽コンクールが終わりました。色々思うところは有りますが、さらなる修行が必要です。

さて、ああいう大きな編成で大き目の音量を必要とする演奏を長い間続けていると、どうしても唇が開き気味になる癖があります。

大音量、高音域を多用すると、無意識のうちに最初から唇を開いてしまう癖があるので、正しい位置に治さなければなりません。

私が教わった方法としては、

ソフトな音量で、出来るだけ全身の力を抜いて、たっぷりとした呼吸で、「ブレスアタック」です。

自分の中音域から上下にブレスアタックでロングトーン。音の最初に「Pu」という発音を感じながら、もし、「すーっ」となったらまだ開き気味。無理のない「Pu」となるよう軽く閉じて吹き始める。

 

 

夏場に乾燥?

空気の乾燥は冬場だけかと思って油断していましたが、この季節でも「乾燥による唇荒れ」になっていました。原因は「エアコン」みたいです。

気温が高くなって家でも会社でもエアコンが常時動いている環境は空気が乾燥しています。

知らず知らずのうちに唇も乾燥して・・・あとは冬場と同じ状況になってしまうでしょう。

最近どうも、唇が固いような感じがしてたのですが、きっとこれが原因です。