今まで、音域・耐久力についてあまり論理的に考えてこなかったのだが、
いくら練習しても埒が明かないと感じたので、ここらで少し考え方を変えてみようと思う。
まず、一番の悩みである「耐久力」について、長時間・高音域を多用した場合
どのような状態になるか
・両頬が痛くなる
・高音域への支えがなくなるような感覚になる
大きくはこの2つが表れるのだが、なぜ「両頬が痛く」なるのか?
顔面には色々な筋肉があり、それぞれ役目があるのだが、私が痛くなる部分としては、
「口角挙筋」「大頬骨筋」「笑筋」「頬筋」だろう。
これらの筋肉の使い方を考えた時、ほとんどが「口角を引く・引き上げる」ということで、「引く」動作を酷使する為に起こる痛みであると想定される。
ちなみに、すぼめる・尖らせる動作は「口輪筋」が行なう。
これらを演奏時で考えた場合どうなるか?
・唇を横に引く動きと連動して、首に力が入っている
・アパーチュア部が横に広がる傾向がある為、音がまとまらない。
・アパーチュア部の大きさに変化を付けずらい為、音域を広げずらい。
・唇が薄くなり、痛みを感じる、耐久力がない
・ダブルバズがおきやすい
ぜんぜんいいことがありませんね・・・
つまり、パッカーというか、自然なポジションのまま固定するという形がいいのではないでしょうか?
しばらく、この状態で練習を続けてみたいと思います。
なにか良い結果が表れたらまたここで結果発表をしたいです。