明日は本番があります。バンドでの演奏が10分程と、金管10重奏で「猫組曲」です。
いつも、本番ではその時の最高のパフォーマンスが発揮できるよう準備して望むのですが、なかなか理想の形にはなりません。
これは、どんな演奏会でも同じで、例え町内会のお祭りだろうと、吹奏楽コンクールだろうと一緒です。
ようやく、ここ数年では変な緊張感で本番に臨むことはなくなりました。案外落ち着いて、冷静に自分の状態を観察できていると思います。
第一の理由としては、「レッスン」だと思います。いつもレッスンの時は緊張するし、先生の前ではダメダメだし、少ない自身を無くしそうになりますが、プロに教えられた奏法だと思えば、逆に自信になってきました。
いままでは、自己流だったので、どこかで「このやり方で合っているんだろうか?間違ってはいないだろうか?」という不安感が有りました。今は「練習法・奏法には問題ない。後は自分自身のパフォーマンス次第」という気持ちで居られるので、不安感はあまりありません。
第二に、難しいフレーズ、難しい指の箇所は「理想100回練習」を実践しています。とにかく、体に染み付くよう、無意識で体が動くよう、不安な箇所は何回も繰り返し練習します。この練習のポイントは、「成功回数100回」であって、なんでもかんでも100回では意味がありません。
無意識で体が動く事は勿論、「あんなに練習したんだからきっと大丈夫」という精神面でのメリットもあります。
やはり、地道な練習が一番大事です。