初 山形交響楽団

お隣の県でありながら、なかなか聴く機会がなかった山形交響楽団の演奏会に行ってきました。演奏はもちろんですが、首席トランペット奏者である「井上直樹さん」目当てで聞きに行きました。

井上さんと言えば、モネット使いとして有名な方で、あの「チャールズ・シュリューター」さんのお弟子さんですね。

今回のプログラムは古典とかドイツ物ではなかったので、井上さんご愛用の「STC-4」の音を堪能できました。

想像通りの柔らかく、しかし太い音でホールに響き渡る音色が素晴らしかったです。今回はやまぎんホールでしたが、次回はテルサホールでの演奏を聴いてみたいです。

 

しかし、初めてモネットの生音聴きましたが、ロータリーとも違うダークサウンドは不思議な感じがしました。と同時になんとなくですがアマチュアじゃ無理だろうな、とも感じました。

楽器のメンテナンス

楽器のヘコミとかいろいろ気になってきたのでメンテナンスを行いました。

 

依頼したのは「仙台管楽器工房」さん。

依頼内容は、ベル数箇所のヘコミと、なんやかんや有って出来たベルのゆがみ修正と管体清掃。

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何処を治したのか分からないくらいの仕上がり。

管内清掃やコルク・フェルト類の交換もしたので、かなりのリフレッシュ。

今度からは定期的な点検も必要と感じました。

Bach Artisan Collection

先日、吹かせてもらえる機会があったので、軽くインプレ。

B♭管でしたが、同じバックとは思えないような吹き心地でした。

まず、抵抗感が小さい。確か、薄肉のベルで形状も少し違うはずという知識はあったのですが、ここまで違うか?という程でしたね。180MLに慣れた私としてはかなり戸惑いましたが、ここは人により評価が分かれるでしょう。

それと、「フレンチビード」がここまで影響あるとは思いませんでした。物凄く自分の音が聞こえます。オーバーブロウを防げそうだしあれはいいかも、でした。

真鍮製のバルブガイドは持ってるのである程度分かっていましたが、あの楽器と合わせると結構派手な音になるのでは?ポップスとかジャズではいいかも。

今の印象としては「アメリカ物限定かな?」メーカーがアメリカだから当たり前か。ヨーロッパ風の曲には合わないんじゃないかな?

Vincent Bach 180ML-SP

2本目のMy楽器として買ったのがこの楽器でした。多くのプロが使用している事と、トランペットならやはりバックでしょうという単純な理由で購入しました。この頃は選定品とか量産品などという言葉も分からず、ただ、バックならいいものだろうと安易に考え細部の確認もせずに購入しました。しかし、さすがはバック。良いときの鳴りは抜群でした。奏者が良ければさらに良い音を出せたかもしれませんが・・・

今時のバックは通常出回っている量産品はあまり品質が良くないという悲しい噂を耳にします。楽器本体だけではなく、マウスピースもそういう状態らしく、商売優先になってしまうのかなと少々悲観的になります。

と言う事で、バックを買うなら、最低でもプロの選定品もしくは、信頼できる上級者同伴で細部のチェックをした上で購入が原則です。30万ではずれ引いたらくやしいですよ。

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ベッソン トランペット

私が最初に使った(自分の物として)楽器がブージー&ホークス社のベッソン・トランペットでした。現在は、実家の倉庫に眠っている為、型番等は忘れてしまいましたが、値段は9万円くらいだったと思います。どうせ買うなら人と違った楽器が欲しいという捻くれた動機のみでこれを選んだのですが、作りは結構雑でした。当時、講習会で「これじゃ上手く吹けないよ」と言われてガッカリしたのを覚えていますが、初めてのMy楽器だったので今でも大切に保管しています。初めて楽器を買うなら、やはり、製作精度の高い「ヤマハ」が良いのではないでしょうか。上達してきたら、いろいろ選ぶというのが理想的です。