2Cよりもほんの少しだけカップ内径が小さいマウスピース。それ以外の特徴は余りありませんが、リム形状がフラット気味で、エッジがきついような気がします。長時間吹いていると痛くなります。
バック トランペットマウスピース 3C
いまさら説明の必要が無いほどのマウスピースでしょう。非常にバランスのいい大きさで、内径・深さのバランスはこれくらいが理想ではないでしょうか。
バック トランペットマウスピース 3E
バックの3番は結構人気のあるサイズなようで、私の周りでも使用者は多いです。しかし、Eサイズのカップを使う人はほとんど居ないでしょう。内径はそのままで、カップの深さを極限まで浅くした物ですが、カタログにはピッコロトランペット用と書かれていた記憶があります。
このマウスピースを吹けるのは、唇のすごく薄い人に限られるでしょう。私の場合はカップの底とか内側に唇が触れてしまうので、そもそも音が出ません。
バック トランペットマウスピース 5B
これも、標準的と言われるマウスピースです。カップの大きさはほぼ7Cと同じですが、リム形状の違いで、人によっては7Cよりも小さく感じる場合がありそうです。(私がそうです)。カップの深さは、5Cよりも気持ち深いくらいで、5Aとは明らかに違います。正直、5Cとの明確な違いが分からないので、あとは好みの問題でしょう。
ちなみに、私はこのサイズのメガトーンを持っていたのですが、ただ外観と重さが違うだけかと思っていたら、ボアのサイズも違っていたのですね。確かに、ただ重くしただけだと、抵抗感ばかり大きくなるので、ちゃんとバランスをとってボアの大きさを決めているようです。当たり前なんですがね。
バック トランペットマウスピース 5A
カタログにはコルネット用と書かれていたような記憶があるのですが、ちゃんとトランペット用も存在します。しかも、コルネット用と同じカップのようです。トランペット用としてはかなり深いカップなので、響きは柔らかいです。しかし、抵抗感が少ない為、高音が当たりにくいという欠点もあります。
バック トランペットマウスピース 7C
所謂、バックで標準と言われていたマウスピース。しかし、他のサイズのマウスピースと吹き比べてみると、以外に大きいというのが分かります。ある書籍には、リムの頂点位置が他と少し違うから大きく感じるって書いてありましたが、確かにそんな感じです。
バック トランペットマウスピース 7DW
ピッコロ・トランペットを吹く為のマウスピースのようですが、高音を楽に出したい為に使ってみました。いわゆる「クッションリム」のため、私は非常に吹きにくい印象がありましたが、そのようなリムを好む人には良いマウスピースではないでしょうか。
カップもかなり浅いので、唇の厚い人ではカップの底に唇が着いてしまうかも知れません(私がそうです。)
バック トランペットマウスピース 8C
カタログ上では6から8Cまで全て同じ16.2mmとなっていますが、明らかに7Cよりは小さいです。リム形状によって感じ方が違うのかもしれませんが・・・むしろ7Cが大きく感じられるのかも知れません。
バック トランペットマウスピース 10B
バックのトランペットマウスピースの中でも小さいサイズに分類される(もしかすると中間くらいか?)マウスピース。最近は7Cでは無くこのサイズから始めるのが良いという人も増えているようですが、実際に唇に当てると、リムの形状がヤマハとは明らかに違うためにサイズ以上に大きく感じる人も多いのではないでしょうか?Bのカップの場合、Cよりはギラギラしなくて良い音?と勘違いする事も多数。
あくまで個人的な感想ですが、小さすぎてすぐに倉庫行きになりました・・・
この記事は、私個人の感想ですので、くれぐれも鵜呑みにしないで下さい