トランペット吹きにとってスタミナは永遠の課題だと思うのですが、最近の練習で少し考え方が変わってきました。
以前は1日吹ききるだけのスタミナが必要と考え、「鍛える」事を念頭に練習してきましたが、近頃は演奏可能エネルギーはあんまり増えたり減ったりしないという考えになってきました。
ならば、なるべく無駄遣いしないような奏法を目指そうと練習・研究しています。そのためのアプローチとして「ウォームアップ時間の短縮」に取り組んでいます。
ウォームアップは必要という考え方は変わりませんが、なるべく短くするよう工夫したり、奏法を研究することは、無駄なエネルギーを使わない、無駄の少ない奏法の追求になると思うんです。
私の師も朝一でいきなりすばらしい音を出すので、きっとこの考え方は間違っていないと思うのです。