音色を表す言葉として「ファットな」という言葉をよく耳にします。直訳すると、「太った」「脂肪分」などという言葉なのでしょうか?
音の場合は「ふくよかな」「豊かな」なんていう表現になると思うのですが、よく響いたいい音等言う事でしょう。反対語として、「ピンチド」(つまったような)という言い方をします。
同じ豊かな響きでも、金属的なものやふわふわしたようなものなど、色々なイメージが作れますが、何れにしても、呼吸も、音色も、豊かなイメージを持っていたいです。
トランペットの練習日記です。
音色を表す言葉として「ファットな」という言葉をよく耳にします。直訳すると、「太った」「脂肪分」などという言葉なのでしょうか?
音の場合は「ふくよかな」「豊かな」なんていう表現になると思うのですが、よく響いたいい音等言う事でしょう。反対語として、「ピンチド」(つまったような)という言い方をします。
同じ豊かな響きでも、金属的なものやふわふわしたようなものなど、色々なイメージが作れますが、何れにしても、呼吸も、音色も、豊かなイメージを持っていたいです。
高音域になると、ピッチが上ずってしまうのは、楽器に問題があるのだろうか?そう思っていた時期もありました。
しかし、師匠に相談したところ、「じゃあ、こういう練習しましょう」と言って、第二線のソからレまで上がって下がる練習を指示されました。
ただし、音階の上下する間、師がソの音をロングトーンする、その音に響きを合わせることという指示がつきました。
やって見ると、なるほど、音が上がるに連れ、ピッチも上がって行きます。そこで、「ソを聞きながら、響きがなくならないように、ピッチが上がらないように気を付けてもう一度。」
と、繰り返すとだんだんあってきました。
さらに、同じパターンで1音ずつ上がって行って五線上のソまで練習すると、原因が息の使い方であることが判明しました。やはり、何事も息の使い方なのです。
最近、ようやくハイB♭まで上がれるようになってきました。これが無意識で出来る様にしたいです。
冬はどこに言っても空気が乾燥しているので、自然に乾燥対策するんですが、夏は湿気が多いから、乾燥対策とか唇の対するケアが疎かになりがちです。
でも、やはり、年中唇のケアは大事なんです。
最近痛感しています。ただ、ケアに使うもの何が一番いいんでしょうね?
それが悩みどころです。
デイリートレーニングとかウォームアップパターンっていうのは、体調や上達具合で変わっていくものだと思いますが、最近はウォームアップが短くて済むよう心がけています。
それでも、いきなりハードな曲を演奏する事はいろいろな面で悪影響があるので、短いながらアップには気を使います。
最初は、ブレスのウォームアップです。多分、これが一番大事でしょう。
大きく吸って、ため息のように吐く。ここ大事。「溜息のように」抵抗がなく、力が入っていない状態。力むと、その後の楽器吹くときも力が入ってしまう。
楽器を持って、ノータンギングで中音域から上下に2拍ずつロングトーン。ノータンギングだけど、頭には「Pu」が入るように。つまり、音のはじめには唇が閉じているように確認。最初に開いてしまうと、以降、ずっと開きっぱなしになってしまう。
これは、シュロスバーグのエチュードの最初とほぼ同じ内容です。
これを5~6分くらいかな。
アーバンかコプラッシュから適当につまんで音域の拡大。ちゃんと響きが出ているか、唇は開いていないか確認しながら。
こんな感じです。あんまり時間かけられないので、この辺で一応曲が吹けるようにしています。
先日、仙台フィルハーモニーの定期演奏会に行ってきました。
プログラムは、モーツァルトのピアノコンチェルトとショスタコーヴィッチの交響曲第5番でした。
もちろん、お目当ては「革命」です。
演奏の方は・・・
想像以上でした。凄まじい演奏でした。正直、あんなに鳴らすとは思っていなかったので、強奏部分は終始ビックリでした。トランペット・金管楽器ってあんなに鳴らせるんだね。
いかに、普段鳴らしてないか思い知りました。でも、活動の場(吹奏楽団)ではいつも「五月蝿い、五月蝿い」って言われてるんですけどね・・・
力まずに鳴らせるよう、今日もブレスの練習だな
タンギングは音色・フレーズの重要な要素で、あらゆる表現の根幹だと思います。全ての表現のイメージを作っておいて、適切なタンギングが出来るように常日頃訓練するのが肝要です。
でも、肝心な事柄が間違っているとどうにもなりません。
私も、なかなかそれに気付かなかったのですが、ようやく分かりかけてきました。それは、
タンギングで重要な事は息の流れである。です。
舌の事ばっかり考えてもあんまり上手くいかない時でも、たっぷりとした息としっかりしたイメージさえあれば上手くいくのです。
どうも五線上第一線辺りからピッチが悪い。ついでにE♭でノイズが入る。1番管の抵抗に合わせられないのかな?なんとかしないとひどい状況。
でも、こういう時に小手先の方法で対処するのは間違い。まずは自分の耳と音感を疑うべき。
音程は奏者自身が作るのが基本だから。
その上で息の使い方でピッチを合わせないとだめ。音色が作れないから。
シンプルに、基本に忠実に。
五線の上辺りからピッチが高くなる傾向があります。おそらく締めてしまってるのが原因だと思ってるのですが、周りと合わせにくいので困っています。
閉めすぎかと思い、緩めてみるのですが、今度は音そのものが出なくなるので、原因がつかめていません。
それと、最近の曲で下加線のドのピッチも高い傾向なのです。もしかしてチューニングの時に緩んでいるか、あわせ方が悪いんでしょうか。
なかなか難しいものです。
現在の使用楽器はBach 180MLSです。選定品の楽器で、とても吹きやすく大満足しております。ただ、いつかは吹いてみたい楽器と言うものがあります。
まだ、楽器を始めて数年の頃、所属する楽団がお手伝いをお願いした方が持っていた楽器・・・
Bachの金メッキでした。当時はベルとかマウスパイプなんて良く分からなかったので、どういうモデルか、黄ベルかどうかも分かりませんが、音も楽器もすごく輝いていたのを覚えています。
あれから結構な時間が経ちましたが、相変わらずBachの音が一番だと思っています。憧れの楽器は、Bach 180ML 43/25GPです。
吹奏楽をメインにしてると、なかなかソロで長く曲を吹く機会は少ないですが、いずれは「コンチェルト」なんかも吹けるようになりたいものです。
中でも、たくさんの奏者が取り上げてる有名なものとして「アルチュニアン」があります。アルチュニアンといえば、ドクシツェルと言うほど有名だと思いますが、とても難しそうです。
でも、さすがアルメニアの人が作っただけあってとても情熱的で吹いてる方も燃えてくるような曲なので、1度は吹いてみたいです。
というか、ドクシツェルさんの取り上げた曲はいずれもいい曲で演奏も素晴らしいので、真似してみたいです。かなり無謀ですが。