練習場所と時間の確保

社会人ラッパ吹きの最大の悩みは「練習場所」と「練習時間の確保」ではないでしょうか?かく言う私も常に悩んでおりまして、最近は自家用車の中が練習場所となっております。

ただ、案外車って音が漏れるので、練習用ミュート必須です。だーれも居ない所ならばオープンでも良いかもしれませんが・・・

本当は毎日最低でも1時間くらいは練習したいのですが、仕事が毎日夜遅くまであるのと、疲れた日は練習する気が起きないので、毎日は出来ていません。

 

以前、師匠に「練習できない日がある場合どうすれば良いのでしょうか?」と質問したところ、「基本的に毎日練習してるから、どうすればいいか分からないなー」と言われてしまい、困った事を思い出しました。

唇の開きを防止する

吹奏楽コンクールが終わりました。色々思うところは有りますが、さらなる修行が必要です。

さて、ああいう大きな編成で大き目の音量を必要とする演奏を長い間続けていると、どうしても唇が開き気味になる癖があります。

大音量、高音域を多用すると、無意識のうちに最初から唇を開いてしまう癖があるので、正しい位置に治さなければなりません。

私が教わった方法としては、

ソフトな音量で、出来るだけ全身の力を抜いて、たっぷりとした呼吸で、「ブレスアタック」です。

自分の中音域から上下にブレスアタックでロングトーン。音の最初に「Pu」という発音を感じながら、もし、「すーっ」となったらまだ開き気味。無理のない「Pu」となるよう軽く閉じて吹き始める。

 

 

夏場に乾燥?

空気の乾燥は冬場だけかと思って油断していましたが、この季節でも「乾燥による唇荒れ」になっていました。原因は「エアコン」みたいです。

気温が高くなって家でも会社でもエアコンが常時動いている環境は空気が乾燥しています。

知らず知らずのうちに唇も乾燥して・・・あとは冬場と同じ状況になってしまうでしょう。

最近どうも、唇が固いような感じがしてたのですが、きっとこれが原因です。

ファットな音

音色を表す言葉として「ファットな」という言葉をよく耳にします。直訳すると、「太った」「脂肪分」などという言葉なのでしょうか?

音の場合は「ふくよかな」「豊かな」なんていう表現になると思うのですが、よく響いたいい音等言う事でしょう。反対語として、「ピンチド」(つまったような)という言い方をします。

同じ豊かな響きでも、金属的なものやふわふわしたようなものなど、色々なイメージが作れますが、何れにしても、呼吸も、音色も、豊かなイメージを持っていたいです。

ピッチのコントロール

高音域になると、ピッチが上ずってしまうのは、楽器に問題があるのだろうか?そう思っていた時期もありました。
しかし、師匠に相談したところ、「じゃあ、こういう練習しましょう」と言って、第二線のソからレまで上がって下がる練習を指示されました。
ただし、音階の上下する間、師がソの音をロングトーンする、その音に響きを合わせることという指示がつきました。
やって見ると、なるほど、音が上がるに連れ、ピッチも上がって行きます。そこで、「ソを聞きながら、響きがなくならないように、ピッチが上がらないように気を付けてもう一度。」
と、繰り返すとだんだんあってきました。
さらに、同じパターンで1音ずつ上がって行って五線上のソまで練習すると、原因が息の使い方であることが判明しました。やはり、何事も息の使い方なのです。
最近、ようやくハイB♭まで上がれるようになってきました。これが無意識で出来る様にしたいです。

乾燥でも唇の状態に注意

冬はどこに言っても空気が乾燥しているので、自然に乾燥対策するんですが、夏は湿気が多いから、乾燥対策とか唇の対するケアが疎かになりがちです。

でも、やはり、年中唇のケアは大事なんです。

最近痛感しています。ただ、ケアに使うもの何が一番いいんでしょうね?
それが悩みどころです。

最近のウォームアップパターン

デイリートレーニングとかウォームアップパターンっていうのは、体調や上達具合で変わっていくものだと思いますが、最近はウォームアップが短くて済むよう心がけています。

それでも、いきなりハードな曲を演奏する事はいろいろな面で悪影響があるので、短いながらアップには気を使います。

最初は、ブレスのウォームアップです。多分、これが一番大事でしょう。
大きく吸って、ため息のように吐く。ここ大事。「溜息のように」抵抗がなく、力が入っていない状態。力むと、その後の楽器吹くときも力が入ってしまう。

楽器を持って、ノータンギングで中音域から上下に2拍ずつロングトーン。ノータンギングだけど、頭には「Pu」が入るように。つまり、音のはじめには唇が閉じているように確認。最初に開いてしまうと、以降、ずっと開きっぱなしになってしまう。

これは、シュロスバーグのエチュードの最初とほぼ同じ内容です。
これを5~6分くらいかな。

アーバンかコプラッシュから適当につまんで音域の拡大。ちゃんと響きが出ているか、唇は開いていないか確認しながら。

こんな感じです。あんまり時間かけられないので、この辺で一応曲が吹けるようにしています。

ショスタコーヴィッチ 交響曲第5番

先日、仙台フィルハーモニーの定期演奏会に行ってきました。

プログラムは、モーツァルトのピアノコンチェルトとショスタコーヴィッチの交響曲第5番でした。

もちろん、お目当ては「革命」です。

演奏の方は・・・

想像以上でした。凄まじい演奏でした。正直、あんなに鳴らすとは思っていなかったので、強奏部分は終始ビックリでした。トランペット・金管楽器ってあんなに鳴らせるんだね。

いかに、普段鳴らしてないか思い知りました。でも、活動の場(吹奏楽団)ではいつも「五月蝿い、五月蝿い」って言われてるんですけどね・・・

力まずに鳴らせるよう、今日もブレスの練習だな

音色の変化

レッスンの成果が徐々に出てくるようになり、息のスピードを保つ事が出来てるように感じる今日此の頃です。

マウスピースについては、ティルツ5Cを中心とした5系の物でほぼ満足していたのですが、偶然、マウントバーノンバックをコピーしたという1-1/2Cを吹く機会がありました。

1-1/2Cという割と大きめなマウスピースだったのですが、結構吹きやすく、少々驚きました。

仕様を確認したら、アンダーパーツはスロート#26バックボア#24となっていました。

そこでふと思ったのですが、「アンダーパーツの影響ってかなり大きいのでは?」
そういえば、今サブで使ってるマウスピースも、世界的マウスピース職人の亀山さんにスロート・バックボアの改造してもらった物だし、プロの奏者でアンダーパーツをカスタムしてつかってるって記事読んだことあるし、大いにありえるな。と思ったのです。

それから、いろいろなマウスピースを試していますが、いろいろ分かってきました。
現時点で分かった事は、

1.音色の変化は大きい。
2.息の通りがよくなる。
3.すぐばてる。
4.しっかり息を使わないと鳴ってくれない。

でした。やはり、基本がしっかり出来てないとダメだということが分かりましたが、それが出来る場合、得られる物は非常に大きいと思います。

ブレゼルマイヤー マウスピース

ロータリートランペットで有名なブレゼルマイヤーです。

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カップサイズはBachの3Cくらいです。極端に浅くもなく、深くもなく、中庸といったところでしょうか。

ただ、スロートとバックボアは大きく違います。スロートは#25くらい、バックボアはおそらく#24と同程度か大きいかもしれません。

このアンダーパーツにより、吹き心地・響きはかなり違ってきます。最初はかなり驚きましたが、慣れてくると心地良くなる響きです。

ただし、かなり息が取られるので、しっかり息を使った吹き方が出来ないと鳴ってくれないと思います。しかも、疲れます。